「モラハラ夫」と離婚したい32歳の妻が、夫にあえて「慰謝料」を請求しなかった意外なワケ

前編の「32歳の美人妻が絶句…「出産後の病室」で、モラハラ夫と義母が放った「ヤバすぎる一言」」では、夫からのモラハラと、義両親の心無い言葉で傷ついた梨乃さんが、離婚を考えるに至った経緯をお伝えしました。弁護士の後藤千絵氏の元を訪れた梨乃さんはその後どうなったのでしょうか? 不倫の慰謝料などの説明も交えながらお伝えします。

<相談者の家族(相談時点。すべて仮名)>
夫:望月 拓己(当時37歳)外資系証券会社勤務
妻:望月 梨乃(当時32歳)専業主婦、元キャビンアテンダント
長男:優(4歳) 長女:玲(0歳)


※以下でご紹介する事例につきましては、弁護士の守秘義務との関係で実際の事例が特定されることを避けるために、事実関係を一部変更しているものもあります。予めご了承ください。

今までの頑張りが水の泡に

拓己さんの浮気が発覚したのは、2人目の子の出産のために、梨乃さんが里帰りをしていた間のことでした。1人目の時はあんなに里帰りを反対したのに、今度は「ゆっくりして来たら」と言って、梨乃さんが関西の実家に帰る日には成田まで車で送ってくれました。

最初は身体を労わってくれているのかと素直に嬉しかったのですが、実家に帰って2週間ほどたったある日、浮気相手に送ったLINEが梨乃さんの携帯に誤送信されてきたのです。

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すぐに誤送信されたLINEは送信取消されましたが、バナーで内容をはっきりと見てしまいましたし、すぐに送信取消されたことも相まって、夫の浮気を確信しました。

「今まで夫のために必死に頑張ってきたのに、まさか浮気をしているなんて…」

情けないやら悔しいやらで、梨乃さんは体中から力が抜けていったそうです。

まさに涙すら出ない状況で、心配した梨乃さんの家族が連れて行った病院では「ストレスによる鬱症状」と診断されました。

そのような状況で、梨乃さんは両親と一緒に事務所に法律相談に来られました。

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