日当たりが良すぎる「タワマン」に住み、「サウナ地獄」に苦しんだ30代夫婦の受難

4月からクーラー点けっぱなし

多くの人々が憧れているタワーマンション。外からは輝いて見えるかもしれないが、【前編】『憧れの「タワマン」に住み、まさかの「騒音トラブル」に遭遇した30代夫婦の大誤算』で紹介した通り、重大な騒音トラブルが生じることもある。しかしタワマンに潜むトラブルはそれだけにとどまらない。他にも様々な問題が隠れているのだ…。

日当たりは良いが…「サウナ状態の地獄部屋」

メーカー勤務の松尾光英さん(37歳・仮名、以下同)は、東京の湾岸エリアにあるタワマンの一室に、専業主婦の妻・美香子さん(35歳)、長女(生後7ヶ月)の3人で住んでいる。美香子さんの出産直前に、「子どものために」と南向きで明るいリビングがある部屋を購入して引っ越したばかりであった。

「住みはじめたころは、明るい部屋に満足していたんです。ただ、日当たりが良すぎるんですよ。エアコンをフル稼働させないと、とてもじゃないけど日中はリビングにいられません」

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松尾さん夫妻がこの物件を契約したのは、真冬のこと。その時は南向きのリビングをとても魅力的に感じたが、夏の日差しや室温を考慮していなかったのだ。

「南向きの部屋のデメリットを甘く見ていました。当たり前ですが、妻と娘のほうが家にいる時間は長い。4月からエアコンはつけっぱなしで、昼間でもつねに遮光カーテンを閉めて電気をつけていて、電気代がもったいないと思っていました。でも、“この家は暑すぎる”“引っ越したい”と言う妻を、正直わがままだと思っていたんです」

しかし、光英さんの会社でもリモートワークが導入され、日中の在宅時間が増えると、日差しの強さを痛感したそうだ。

「この先何十年も住むことを想像すると、妻の言うように、引っ越したほうがいいような気がしています。それに、長く住む前に売ったほうが、高く売れるかもしれないでしょう」

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