憧れの「タワマン」に住み、まさかの「騒音トラブル」に遭遇した30代夫婦の大誤算

上の部屋から生活音が…

2021年現在、地価は全国的に上昇傾向にあり、とくに東京圏の不動産価格は7年連続で上昇しつづけている。なかでも東京の湾岸エリアなどに林立するタワーマンション、いわゆるタワマンは、便利な立地や豪華な設備、眺望の良さなどから根強い人気を誇る、いわば「富と成功の象徴」だ。

しかし、世界中を襲った新型コロナウイルスによるパンデミックをきっかけに、タワマンの資産価値が揺らいできているようにも思える。

本記事では、憧れのタワマンを購入したものの、購入前には想像していなかったリスクやトラブルに見舞われてしまった人たちのケースを実録でお伝えする。

 

リモートワークで明らかになった「思わぬ誤算」

木下孝介さん(34歳・仮名、以下同)は、オフィスから徒歩圏内の渋谷のタワマンの高層階を2年前に購入し、夫婦ふたりで暮らしている。コロナの感染が拡大しはじめた2020年3月から2021年10月現在まで、ふたりとも基本的にリモートワークが続いているという。

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「未知のウイルスへの恐怖はありましたが、当社はIT企業だけあって、テレワークへの移行もスムーズでした。フルリモートでも潤滑に業務ができるし、とくに不安はありませんでしたね。

でも在宅勤務には意外な盲点がありました。椅子を引く音やドアの開閉音、バタバタと子どもが走り回る音など、上の階の生活音が気になってしょうがない。なにか物音がするたびに気が散って、業務に集中できないんです」

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