ソフトバンクグループが約4000億の赤字でも、なぜか「株価は絶好調」な理由

今週の「AI株価予報」で読む
マネー現代編集部 プロフィール

「ディディは、配車で収集したデータが他国に流出することを恐れた中国政府の懸念を振り切って、今年の6月30月にIPOを実施。その結果、主力である配車アプリの配信を停止され、株価は大幅に下落しました。

このように、中国当局の意向によって、一気に『天国から地獄』へと変わる可能性も秘めています。まさに『チャイナ・リスク』と呼びうる出来事ではないでしょうか」(前出の経済アナリスト)

それでも株価は絶好調なワケ

しかし直前に発表された四半期の決算で以上のような大幅な赤字を計上したにもかかわらず、先週のソフトバンクグループの株価は大きな上昇幅を見せた。決算発表の翌9日には一時前日比12%高の6930円まで上昇し、今年一番の日中上昇率となった。

実際に的中率80%を誇る『DeepScore株価予報AIエンジン』(DeepScore社開発・運営)も、今週のソフトバンクグループは「上昇トレンド」にあるとの予想を出している。その理由について、DeepScore社企業調査部長の藤本誠之氏は次のように解説する。

「11月8日の決算発表にて、2億5000万株、1兆円を上限とする自社株取得を実施すると発表しました。これが市場にとってポジティブサプライズとなり、株価は大きく上昇しています」

 

同社は2020年3月にも同様の自社株取得を発表し、今年の5月まで総額2兆5000億円分を購入してきた。8日の会見にて孫正義会長は、ソフトバンクグループの株価は「実際の実力よりも大幅にディスカウントされている」と述べ、この逆境をチャンスに変えたいという意気込みを示した。

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