日本株、プロは12月決算企業の中で「好配当」×「業績上ぶれ」の“二刀流銘柄”を見ている!

宇野沢 茂樹 プロフィール

日清紡HD(3105)

紡績の名門企業だが、すでにその面影は薄い。成長領域での新規事業と積極的なM&Aを通じた変革を進めているからだ。

21.12期3Q累計(1-9月)の経常損益は前年同期比85.6%増の240億円の黒字(前年同期は6.9億円の赤字)に拡大し、通期計画180億円に対する進捗率は133.3%と大幅超過の状況にある。

しかし業績好調にもかかわらず、株価は絶賛低迷中だ。日経平均構成銘柄から除外された9月6日終値948円が、当面の戻り目処として意識されているようだが、こうした需給要因は時間の経過とともに解消が進みやすい。

 

同社は、2025年にROE(株主資本利益率)12%を目指している。目標達成に向け、中核事業である無線・通信、マイクロデバイス、ブレーキへ経営資源を集中させる方針だ。

収益性の改善が期待されるなか、PER、PBR、配当利回りからは割安感が強まっている。

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