2021.11.19
# 自動車

「運転が心配だと言われるが…」簡単には免許返納できない「地方高齢者の苦悩」

実情を踏まえた選択肢とは?
マネー現代編集部 プロフィール

課題は高齢者とのリアルな接点

業界最安水準、10,000円台から新車も高年式中古車も借りられるカーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」を手掛けるナイル株式会社 執行役員の大谷昌史氏に話を聞いた。

「弊社のサービスにも地方に住む多くの高齢者の方から問い合わせをいただいています。やはり皆様、運転の不安を減らすため安全性能のついた新車はどの車種か、また、予算に合わせて安全性能がついたものは契約できるのかというようなお話が多いです。弊社では10,000円台から安全性能付きの新車を、税金、自賠責保険料、車検料も込みでご用意しておりますので、そちらをご案内しています。

実際に最新の安全性能がついた新車を手に入れられたご契約者様からは、人通りの多い路地などで歩行者を感知して勝手にブレーキが作動してくれたり、バックのときもセンサーが反応してぶつかりそうか教えてくれたりするからとにかく安心して運転できる。車での移動をあきらめずにこれまで通りの生活が送れていることに感謝している。また、年金生活をお過ごしのご契約者様からは、これまでは車検や毎年の自動車税などが家計を圧迫していたが、カーリースではそれらの突出した支出を防ぐことができるのがメリットだと喜んでいただいています」

 

購入する際の負担だけでなく、購入後の車生活の不安も少ない。最新の安全性能搭載車に乗り換えるのに最適なサービスと思うが、大谷氏によると課題もあるという。

「カーリースは元々法人利用が多かったことから、なかなか自分とは関係のないサービスだと思われがちです。ぜひ高齢者の方に、このサービスが不安を減らせるものだということをしっかりと届けていきたいと思います。

また、弊社のサービスはインターネットでいつでも車を選んで見積もりから申込みまででき、最終的にはお車をご自宅までお届けするという、家から出ないで車が手に入るというものなのですが、高齢者の方はインターネットを活用されていない場合も多く、また、対面で話を聞きたいという方も少なくないです。そこに関しては、現在、全国に加盟店の展開をして対面でもカーリースの説明をお聞きいただける状況を整備しております」(大谷氏)

地方では移動困難地域の問題を解決しようと「コンパクトシティ」構想を国土交通省が中心となって打ち出している。これは人口減と高齢化が進む地方で拡散した居住者の医療・福祉サービスを含めてコンパクトな地域に集約しようというもの。もしかしたらこの構想が実現すれば、免許返納がしやすい環境ができるのかもしれないが、当然、課題も多く、すぐに実現することは難しいようだ。

制度や環境の整備はたしかに重要だが、それらを待っているだけでは変わらない。特に地方部においては、「生活のための移動」を担保する一つの選択肢として、個人向けカーリースが視野に入ると言えそうだ。

お話を伺った方:大谷昌史(おおたに まさふみ)さん
1981年生まれ。飲食業を経て2008年にナイル株式会社に入社したのち、Webコンサルタントを経て、営業統括、人事担当役員、デジタルマーケティング事業部 事業部長などを歴任。
現在は1万円台で新車に乗れる「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営する自動車産業DX事業部にて「誰もが自由に移動を楽しむ社会を作る」をミッションにカーリース事業の推進も担っている。

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