2021.11.16
# 不動産

「東京の価値」の低下が止まらない…「23区のオフィス」はもういらない?

緊急事態宣言明けのいま、どう変わるか
鷲尾 香一 プロフィール

3月の転入者数も伸びず

例年、3月には東京に多くの人が転入してくる。同時に多くの人が転出もする。新入学、新入社に伴う東京への転入が増加する一方で、転勤などで東京を離れる人が増えるためだ。

しかし、21年3月の東京都への転入者数を見てみても、前年同月比で5.4%減少、半面、転出者数は同13.1%増加している。この結果、東京都の転入超過数は同30.0%も減少した。

23区でも、21年3月の転入者数が前年同月比で6.2%減少、転出者数が同16.2%増加し、転入超過数は同36.4%も減少している。

 

月別の転入超過数を見ると、20年に「東京都」と「23区」が転入超過となったのは、1~4月と6月のみ。それ以外の7ヵ月は転出超過で、東京から人が流出している。さらに、20年7~21年2月までの8ヵ月間は連続で流出が続いている。(表3)

表3:月別の転入超過数

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