NYに渡った小室圭さんを待ち受ける、2度目の司法試験までの日々の「現実」

米国で活躍する日本人弁護士に聞いた

結婚披露宴のスピーチで定番となっているのが、人生には三つの「坂」があるという、あの名言だ。人生の「上り坂」「下り坂」、そして「まさか」という三つの坂について、会社の上司や同僚たちが言及し、新郎新婦へのはなむけの言葉とするのだが、あまりにも定番過ぎて今や少々食傷気味となっている方も多いのではないだろうか。

しかし、その「まさか」が新婚早々、現実となってしまったのが、つい先日渡米した小室ご夫妻だ。物議をかもしたご結婚ではあったが、ともかくも最後の通過儀礼であった記者会見も終わり、ようやく新たな生活をスタートさせた矢先、小室さんがニューヨーク州の司法試験に落ちてしまったのである。

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小室さんをはじめ、眞子さんや支援を続けてきた奥野善彦弁護士、その他の関係者の方々の衝撃と落胆はいかばかりであっただろうか。合格してさえいれば、前途は洋々と輝いていたはずだった。ここにきて、この結果は本当にお気の毒だ。

確かに試験は実力があっても、ちょっとしたケアレスミスや、体調の好不調で左右されることもある。つまり時の運がなければ、難しい場合もあるということだ。報道によれば、小室さんは来年2月の司法試験に、再度挑戦する意向だという。ここはめげずに頑張ってもらいたい。いや是が非でも頑張らざるを得ないだろう。

そこで筆者は、カリフォルニア州弁護士として20年以上も第一線で活躍する日本人弁護士のI氏に、アメリカの司法試験制度と、これから試験までの3ヵ月あまりの期間、小室さんに待っている日々について伺った。

 

2日にわたる司法試験の実態

今回、小室さんが受けた司法試験は、具体的にどのようなものだったのだろうか。

「ニューヨーク州の司法試験は、年に2回、2日間にわたって行われます。今回はコロナの影響でリモート受験となっていたようですが、通常、1日目には、午前中に試験問題として提供された資料や書類を読み込み、法的な分析を行い論文にまとめる90分のパフォーマンス試験が2問出題されます。午後は、30分で与えられたテーマに対して、論文化するエッセー問題が6問出されます。つまり試験初日だけで、6時間も頭をフル回転させて集中しなければならず、大変疲れます」

しかし、これで終わりではない。2日目には、マークシート方式の、選択肢問題が午前と午後で100問ずつ、計200問出題される。量が多いだけに問題文をできるだけ早く読み、理解する力が試されるのだ。最大限の集中力を終始維持しなければならないことも大変重要になる。

不合格となった小室さんには、どこで間違えたのか、その詳細な分析結果が試験主催者側から提供されるという。

「不合格の人は分析結果が届くと聞いていますが、私は幸い1回目で合格したので、不合格の人にどんな分析が来るのか、実際のところは分かりません。また合格点に達した試験は再受験しなくても良いという説もあるようですが、私の知る限り、そうしたことは聞いたことがないので、再び全試験を受け直すのではないでしょうか」

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