2021.11.15
# 住宅ローン

2980万円の「中古マンション」購入後、46歳女性を襲った住宅ローン「金利のワナ」

住宅ローンの悩みというと、次のような相談があります。

・借りたいのに借りられない人
・借りられたのはいいが返せない人
・後で「借り換えればいいや」と思って、物件購入を急いたけど、その後、借り換えできずにいる人

中には、専門的な知識がないと対処できないような、「住宅ローンの落とし穴」にハマってしまうケースも見られます。

「古いから安い」と納得して購入

筆者が経営しているのは住宅ローンの見直し相談が多い、FP事務所です。そこに東京の中央本線沿線のマンションにお住いの岩城亜希子さん(46歳・独身、仮名)から、住宅ローンを見直したいとのご相談が届きました。

話を聞いてみると、およそ10年前に杉並区内の中古マンションを購入したとの事でした。

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物件価格は2980万円。1割ほどの頭金300万円を入れて、35年ローンを組めば、毎月のローン返済は8万円程度。マンション購入後に発生する管理費や修繕積立金を加味しても、それまでに住んでいた賃貸マンションの家賃額と大差なく、勤務先の会社がある新宿駅まで乗り換えなしで通える点も気に入って購入したそうです。

岩城さんは当時を振り返って、こう言います。

「同じエリアの他マンションと比較して安価で、不動産屋さんが紹介してくれた住宅ローンの審査も無事に通ったことから、買ってもいいかなと思いました。ただ、自分が生まれる以前から建っているマンションだったので、『そんなに古くて大丈夫なんだろうか?』と不安でしたね。不動産屋さんに尋ねたところ、『むしろ古いマンションだからこそ、他に比べて安いんだよ』と返されました。

また住宅ローンの金利が少し高いのも気になりましたが、当時は『まずはとにかく買って、後で借り換えができれば…』と考えて、自分なりに『築古だから安いのだ』と納得して購入しました」

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