別れさせ屋、プロの女性工作員が明かす「私は“こうして”別れさせる」…その驚きの方法

SNSやマッチングアプリなど、人と人との出会い方に変化が生まれている社会においても多くの恋愛において不変の事象、それが「別れ」だ。

その「別れ」を作り出す職業、「別れさせ屋」をご存知だろうか。

第三者の工作員がターゲットに接触し、別れたいと思わせたり、別れざるを得ない状況を作ったりすることで気持ちを動かし、依頼を実現する。中でもよくある依頼の1つが「元カレと今の彼女を別れさせ、復縁したい」だ。

一体どのようにして復縁までの道のりを実現するのか。「別れさせ工作」の分野で20年以上の歴史を持つ株式会社アクアグローバルサポート、その中でも百戦錬磨の女性工作員、水沢翔子さんが、知られざる工作の一端を実際の事例をもとにご紹介頂いた。

※登場人物のプライバシーに配慮し、実際の事例を一部変更、再構成しています。
※別れさせ工作は、尾行や張り込みを伴うため、探偵業法に則り、公安委員会から探偵業届出証明書の交付を受けています。

知られざる「別れさせ工作」のウラ側

依頼してきたのは電機メーカーで事務職として働くめぐみさん(仮名:32歳)。彼氏だったたかしさん(仮名:32歳)は取引先の営業職で、彼からのアプローチもあって交際を開始。付き合って2年半が経過し、結婚も意識し始めた頃、「これ以上一緒にいるのは難しい」と突如、別れを告げられてしまった。

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めぐみさんが結婚を強く望んでいたこともあり、たかしさんにはそのプレッシャーもあったのかもしれないが、破局の本当の原因は最後までわからなかったと言う。

「もしかすると結婚のプレッシャーや、私がいろいろな所に連れて行ってほしいタイプの人間なので、彼への要求が多くなってしまっていたことが原因の1つかもしれません」(めぐみさん)

めぐみさんは別れを受け入れられず、今は別の彼女がいるたかしさんとの復縁を望んでいた。つまり依頼としては(1)たかしさんと今の彼女を別れさせ、(2)めぐみさんと復縁させるという2段階の工作となる。

この場合、たかしさんの彼女に工作を仕掛けるケースとたかしさん本人に工作を仕掛けるケースが考えられるが、今回はめぐみさん自身が今の彼女の情報をほとんど知らなかったため、たかしさん自身をターゲットにして工作を開始することにした。

その計画はこうだ。

女性工作員である水沢さんがたかしさんに接触し、好意を抱かせることで今の彼女と別れさせる。一時的に工作員が「彼女」となった後、徐々に関係を解消し、めぐみさんとの復縁につなげる――言うは易しだが、一体どのように行うのだろうか。

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