2021.11.10
# パンダ

動物園のパンダは「外交のお手本」中国領事館も感嘆した「納得の理由」

水曜日のお嬢様(52)

ちょっと短めのおみ足にまるいボディ。唯一無二のフォルムを持つ、神戸市立王子動物園のメスのジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」。そのかわいい姿と優雅な所作から、親しみを込めて、“神戸のお嬢様”とも呼ばれています。

愛くるしいタンタンですが、実は現在26歳。人間で言うとおよそ70歳代という高齢パンダ。そして、中国への返還が決まっています。神戸で最後の時間を過ごす、お嬢様の様子を、動物園の休園日である水曜日にお届けします。

おいしいものをいただきました 神戸市立王子動物園公式ツイッターより
 

特別な華僑へ、総領事がごあいさつ

2021年11月4日、中国駐大阪総領事の薛 剣(せつ けん)氏が、着任のあいさつのため神戸市立王子動物園を訪れました。

「あら、お客様かしら?」

同園の加古裕二郎園長、神戸市の油井洋明副市長らとの会談の後、「特別な華僑」として一目置かれるタンタンの所へもあいさつに訪れました。

※華僑(かきょう):中国籍を持ち、海外に移住している中国人のこと

薛総領事の訪問には、総領事館の職員4名をはじめ、総領事館からお声掛けいただいた、筆者を含む7名のタンタンファンも参加しました。

総領事館の方々は、まずバックヤードを見学。中の様子に耳を傾けるタンタン

パンダ館を訪れた薛総領事はタンタンを前に、「みなさんに元気と勇気を与え、大変な役目を果たして来られました。外交のお手本を示してくれているタンタンを見習って、私たちももっとがんばらねば」と話し、決意を新たにされていました。

薛総領事とタンタンのご対面

さらに、人間で言えば70代というタンタンに「外交官の後輩として敬意を申し上げるために参りました。日中友好のお手本となってくださっていることに、感謝を申し上げたい」と続ける薛総領事の後ろで、タンタンは寝台へと移動していつものようにゴロリ。

薛総領事との2ショット。お話を聞いているかのように、お耳をピーン
お話の最中に、移動をはじめました 神戸市立王子動物園公式ツイッターより

寝返りをうった、その大胆な寝姿に「お嬢ちゃん、恥ずかしいよ〜!」と照れる薛総領事。その場は笑いに包まれ、一気に和やかなムードになりました。さすが、総領事にお手本と言わしめたお嬢様です。

寝台でゴロン。マイペースです
大サービス

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