韓国の若者たちが「受験=課金ゲーム」に絶望し、ついに「大逃亡」が始まった…!

広がる「ゆるく生きたい願望」
田中 美蘭 プロフィール

韓国の「少子化」

すべてがソウルに一極集中しがちな現状は教育も同様であり、「In Seoul」という言葉があることからもわかるように「歪」を生み出しているといえる。

今年1月に発表された韓国内の大学の状況について地方大学を中心に定員割れが相次いでいることが明らかになり波紋が広がった。

大学進学率が約80%と高水準である一方で、1990年代~2000年初めにかけて大学が乱立された。なお韓国では日本の「専門学校」に相当する教育機関は2年、または3年の専門大学に当たる。

 

また、4年制の大学も「調理」や「美容」といった本来は専門学校の教育課程に相当する学部を持つ大学も多く存在する。「大学卒業」という韓国の学歴至上主義が少子化にともなう大学の飽和化にもつながっているといえる。

現在の高校3年生は約45万7,000人で、2年連続で減少している。

今後もさらに進むとされる生徒数の減少は、地方に限らず、ソウルやその周辺の都市部の大学にとっても対岸の火事ではなく、廃校する大学が続出するのも時間の問題であるかも知れない。

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