25歳妻が青ざめた…突如“失踪”の商社マン夫が「家族ぐるみ」でついていた“ヤバすぎる”嘘

平井 仁美 プロフィール

自分勝手な夫の「言い分」

「もう限界だったのは事実」

久しぶりに会った修斗さんはどこかすっきりした表情でそう話した。

「当時周りもまだ学生だったし、なんか結婚早いの、かっこいいなって思って、今思えば軽い気持ちだったのかもしれない。それからずっと良い夫や良い父親を演じてきた部分があるけど、実際働き始めて毎日ただ会社に行って家に帰っての生活の中で何のために生きているのかわからなくなった」

そしてそんな心境を祥子さんに相談した修斗さんは実家に戻ることを提案される。

「あとは全部うまくやっておくから、仕事も結婚も全部やめちゃいなさいって」

それから修斗さんは一週間ほど誰とも連絡を取らず、実家で生活。後先を考えず、祥子さんのいうまま全てを捨ててしまった修斗さん、暇を持て余して始めたのがマッチングアプリだった。

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「しばらく友達にも会えない中で本当に暇だったからっていうそれだけの理由なんだけど」

そこで出会ったのがあの女性だったという。ヤケになりかけていた修斗さんは行きずりの関係を持ち続けた。

「千夏には本当に申し訳ないことをしたと思ってる。自分の人生を全部イチからやり直したいから離婚させてほしい」

不倫相手とは完全に遊びで、しばらくはひとりで過ごしたいということだった。今の修斗さんに何を言っても心変わりはないことがわかった千夏さんは離婚を了承した。

傷ついた千夏さんだったが、不思議と納得がいった。「これから一人で頑張っていこう」と前を向き始めた頃、千夏さんの元に恐ろしい知らせが届く。

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