マスクとワクチンは自己犠牲の精神…? コロナ騒動で分かった「日本人の残念すぎる性根」

中川 淳一郎 プロフィール

「第5波」では、人流はもはや関係がないことが明白になった。

この夏、東京をはじめとした大都市は人流だらけだったではないか! もはや「緊急事態宣言」が「日常」になり、人流は全く減らなかった。人々は外に出て遊びまくった。これまでの「PCR検査が大事」「人流が悪い」「ワクチンは素晴らしい」という定説に従って後付けで様々なこじつけをしているだけなのだ。

もう、1年9ヵ月もこんな騒動をやってきたのだから「よく分からない」が結論でいいのではなかろうか。「もしまたヤバい状態になったコロナ感染者を全力で治療する」でよくないか?

なぜ、ピンピン元気な人々や重症化しない若者・子供たちも含めた社会全体の行動制限をする権限をあなた方は持っているのか。もう陽性者差別をやめ、感染症の分類を5類に落とせばいいではないか。「コロナですね」「あぁ、そうですか」「お薬出しときますね」でいいのだ。

そして、こうも主張したい。あなた方みたいな高齢者の数年と若者・子供の数年の意味は全然違うんだよ!

Gettyimages

コロナは永遠に「未知のヤバ過ぎる殺人ウイルス」

陽性率が1%台で、しかも陽性者の致死率も1%台。この程度のウイルスに全国民が付き合わされたのがこの1年9ヵ月のコロナ騒動である。

もちろん、初期の「未知のウイルス」段階では緊急事態宣言も自粛も仕方なかったと思う。だが、2020年の夏段階では「そこまでヤバくないのでは……」は明確に分かっていたはずだ。

それなのに、専門家・メディア・政治家は過去の自身の発言を正当化するために、前言撤回ができない。永遠に「未知のウイルス」「ヤバ過ぎる殺人ウイルス」「対策が大事」「マスクは常にしろ」「ワクチンを打つことが重要」を言い続けるしかなくなったのだ。

 

彼らは陽性者が増えている時は「人流が悪い」「酒が悪い」「夜の街が悪い」「若者が悪い」「人々の気の緩みが悪い」と言う。そして、第5波の後、陽性者が激減した後はこんな言い方をした。

・第5波の際、陽性者が激増したから人々の気が引き締まった
・ワクチンの効果が出た
・マスクをピタッと着けるようになった(「マスクはパンツ」「マスクにはワクチンと同程度の効果がある」発言で知られる日本医科大学特任教授・北村義浩氏の名言)
・気が引き締まった結果、感染対策に努力した
・夜の若者の人流が減った

国際医療福祉大学大学院医学研究科・教授の松本哲哉氏に至っては、減ったことについて「不自然」と『サンデーモーニング』(TBS系)で言い放つ始末。増える理由については持論を言えるのに、夏の間、さほど人流が減っていないにもかかわらず陽性者が大幅に減った場合は困惑するのみである。これのどこが「専門家」なのだ!

関連記事

おすすめの記事