先月、米出版社DCコミックスが11月9日発売の漫画『スーパーマン』の最新号で主人公がバイセクシュアルであることと、作中に登場する男性記者と恋愛関係になることを明かした。

この報道に驚いた人は多いと思う。旧スーパーマンとは違う新たな登場人物といえど、誰もが慣れ親しむキャラクターが大きな変化を見せたことに衝撃を覚えた人は多いだろう。僕もそんな人間の一人だ。

スーパーマンの恋人のジェイ・ナカムラが日系人である点も注目された/DC COMICS
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ただ僕自身の場合、大多数の人が感じたものとは少々異なるかもしれない。それは、自分と同じように同性を愛する男性がとうとうヒーローになったのか、という驚きだったからだ。厳密に言うと、僕は同性が性愛の対象であるホモセクシュアルであり、異性と同性が性愛の対象になり得るバイセクシュアルとは違うが、それでも男性同士のカップルがヒーローものの主役になっている光景に衝撃を受けると同時に、感動を覚えた。

そして、もしこれが20年前だったら、僕の人生はほんの少しだけ違うものになっていたかもしれない。そう思わずにいられなかった。