photo by gettyimages

「岸田外交」が潰えた瞬間…バイデン大統領との「立ち話会談」はわずか10分弱

バイデン氏がアップアップ状態で…

0泊2日の強行軍日程を終えて

11月3日午後1時25分、英国グラスゴーで開催された国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)首脳級会合出席を終えた岸田文雄首相は、政府専用機から羽田空港に降り立った。滞在時間6時間半、0泊2日の強行軍日程だった。

COP26首脳会合会場の「ダブルツリーバイヒルトン・グラスゴーセントラル」での岸田首相の各国首脳との会談日程の一端を紹介する。2日(現地時間)午後1時34分:アントニオ・グテレス国連事務総長、同1時53分:ボリス・ジョンソン英首相、同2時24分:オーストラリアのスコット・モリソン首相、同2時46分:ベトナムのファム・ミン・チン首相。

photo by gettyimages

岸田首相の首脳級会合での演説は午後12時12分から行われたが、その中で2050年までの温室効果ガス排出量実質ゼロに向け、30年までに13年度比で排出量を46%削減し、さらに50%の高みに向け挑戦を続けるとの目標を表明した。その上でアジアなどの脱炭素化のために5年間で最大100億ドル(約1.1兆円)の追加支援を行うと述べた。

 

この表明に加えて岸田首相は官民合わせて1.6兆円支援に言及したこともあり、当初、ジョンソン首相との会談で日本は石炭火力発電の削減を要請されるとの懸念があったが、「日本の取り組みは全般で素晴らしい。感謝する」と全く話題にならなかったというのだ。首相随行の外務省高官はホッとしたはずだ。

関連記事

おすすめの記事