M5超えの「巨大地震」は、年内にやってくる…次に災害におそわれる「大都市の名前」

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東京では10月7日の地震をはるかに超える被害が出ることになる。水道・電気・ガスなどのライフラインはすべて止まり、老朽化したビルは倒壊してしまう。首都東京が、その機能を完全に喪失する可能性すらある。

だが、その東京よりも大きな被害が想定されている地域がある。

相模湾の沿岸地域、房総半島南部だ。大正関東地震における東京の最大震度は6強だが、この2つの地域は、震源の相模トラフに近いことから震度7に達したと推定されている。

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気象庁の等級では、「震度6強」で、「はわないと動くことができない。飛ばされることもある」「大きな地割れが生じたり、大規模な地すべりや山体の崩壊が発生することがある」などと基準が定められている。

想像するだけでも恐ろしい状況だが、相模湾沿岸地域をはじめとする地域では、それよりも強い揺れが襲いかかるのだ。

中でも特に、壊滅的な被害が危惧されているのが神奈川県の鎌倉だ。

地球物理学者で武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏はこう解説する。

「鎌倉は東・北・西の三方を山に囲まれ、南は相模湾に面した天然の要害です。この地に幕府が開かれたのも、敵から攻められにくく守りやすいから。ただ、裏を返せば容易に外へ出られないわけで、自然災害が起きた際に被害を受けやすい。

その上、海抜の低い扇状地なので津波が川を遡上して氾濫被害が拡大するリスクも高いんです」

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