# 中国

習近平の大誤算…中国経済が「世界の足を引っ張るほど」急減速している「大きな3つの要因」

成長率が大きく減速

ここへ来て、中国経済の減速が鮮明だ。

今年7〜9月期のGDP成長率は前年対比4.90%となり、4~6月期の7.90%から大きく減速した。

前期比で見た場合の7~9月期の成長率は0.2%だ。

〔PHOTO〕iStock
 

景気減速の要因として、大きく3つの要因が考えられる。

不動産市況の悪化、電力不足の深刻化、そして新型コロナウイルスの感染再拡大だ。

昨年夏、共産党政権は不動産業界への規制を強化し、当該分野の企業の事業運営は大きく不安定化した。

その結果、不動産市況が悪化した。

不動産投資は中国経済の成長を支えた主たる要因であり、恒大集団(エバーグランデ)などのデフォルトリスクの高まりは、景気を足を大きく引っ張ることになった。

それに加えて電力不足が深刻だ。

世界全体で石炭や天然ガスなどエネルギー資源が不足し、中国の主力発電源である火力発電が減少した。

さらに、新型コロナウイルスの感染再拡大は消費者心理を悪化させる。

短期間で3つの要因が解消される展開は想定しづらい。

短期的に中国経済の減速懸念は高まる可能性がある。それは世界経済の足を引っ張るだろう。

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