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じつは地球上にたくさん存在する「死なない生物」とは?

生命の謎を解く「散逸構造」

オバQと鬼太郎

私は子どものころから幽霊やお化けが大好きだった。家にあった少年サンデーの『オバケのQ太郎』や少年マガジンの『墓場の鬼太郎(後に『ゲゲゲの鬼太郎』)』のようなマンガを読んで、好きになったのがキッカケだったかもしれない。とても可愛いQちゃんとかなり不気味な鬼太郎では、かなり雰囲気が違ったけれど、私は両方とも好きだった。

そのうちに、私は幽霊やお化けに、実際に会いたくなってきた。とくに幽霊については、その実在を熱望するようになった。そして、状況が許せば(そういう状況はあまりなかったけれど)、なるべく夜の墓地を歩いたりして、幽霊との邂逅を目指すようになった。心霊スポットのようなところにも、できるだけ出かけていった。

もう少し年月が経つと、出会った幽霊にどうやって話しかけようか、と考えるようにもなった。まあ、幽霊をナンパするような気分だったのだろう。もちろん幽霊であれば男でも女でもよかったし、人間でなく化け物でもよかったのだけれど、できれば性格のよい優しい幽霊のほうが望ましかった(そんなのいないか)。

【写真】幽霊にあったら話しかけようか?心霊スポットのようなところに出かけ、幽霊にどうやって話しかけようか、などと考えるようになった photo by gettyimages

しかし、そんな努力も空しく、まだ私は幽霊に会ったことがない。幽霊との出会いを夢として、半世紀以上生きてきたが、今だに私は幽霊に会うことができないでいる。たいへん残念なことである。

でも、だからといって、べつに私が変わり者だというわけではない。よく考えてみれば、あなたの夢も私と同じで、幽霊に会うことではないだろうか。だって、幽霊に会えたら、死ななくてもよいのだから。

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