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2021年の「年末商戦」、じつは「値上げ」と「品不足」がヤバいことになる…!

世界と日本で次に起きる「本当のこと」

世界経済をけん引してきたアメリカ経済に重大リスクが浮上してきた。前編記事『「米国株」に重大リスク…まさかの12月「世界同時・株価暴落ショック」に備えよ!』では、すでに米国株が不安定しており、万が一の場合には12月のクリスマス商戦前後で世界的に株価が暴落しかねないリスクについて紹介した。その背景にあるのは、コロナ禍で深刻化しているサプライチェーン崩壊――いま世界でいったい何が起きているのか。その最前線をレポートする。

世界中で港が「大渋滞」…!

いま世界中で深刻化しているサプライチェーン問題を調べていくと、今年のクリスマス商戦に関係する3つの大きなリスクがみえてきます。

ひとつずつ確認していきたいと思いますが、まず最初のリスクが海上輸送の処理能力、特に港湾の処理能力というボトルネックです。

米カリフォルニア州ロングビーチ。世界の港湾で渋滞が起きている Photo/gettyimages
 

今回、日本が体験したコロナの第五波は、実は世界同時に起きたデルタ株による感染の急拡大でした。日本でも感染者数が減少し人が街に出始めているわけですが、この回復も世界中で同時に起きています。

外出が増えれば当然ですが消費意欲は急速に回復します。それに合わせて供給も急回復を目指すのですが、そうやって急に供給が増加するとサプライチェーンの細い部分に負荷がかかります。

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