10代にガッカリポイントを聞いてみた

高校生の他の子どもたちに話を聞いてみた。

実質、国の代表を決める自民党総裁選に、全国民が関われないことを改めて知ったことがショックだったというAさん(高1・男子)。

「自民党総裁選って、現状は総理大臣選出とほぼ同じですよね。国の代表を決める選挙に党会費を払ってる党員しか投票できないってことに『えっ』て思いました。自分は、選挙できる歳になっても、どこかの党を支持してお金を払わないと総理大臣を直接選べないんだって気がついて、けっこうショック。しかも不思議なのは、全国にいる党員が投票した結果が、ほとんど反映されないっていうところです。

別に僕は河野さんがいいとは思ってないけど、47都道府県のうち39の都道府県で『河野さん』って結果が出たのに、国会議員の投票でガラッと結果が変わっちゃうのってすごく疑問。それぞれの都道府県には万単位で党員がいますよね? その総意よりも、自民党の現役国会議員382人の主張のほうが通っちゃうのかーって。しかもこの人達(国会議員)は、それぞれの選挙区から出てきたはずなのに、自分の県の民意は関係ないのかなあ、と。とにかく、総裁選の一票の重さには明らかに違いがあるんだとわかりました」(Aさん)

総裁になった岸田氏について、思うところがあるというBさん(高1・男子)

「岸田さんは、選挙前、いろいろ『新しいことをやるぞ』って言ってて期待したんだけど、本当に当選したら急に尻すぼみになっちゃった。選挙で言ってた『子ども庁』もなんか消えちゃったし、『令和版所得倍増計画』は、あとで『所得が2倍になるって意味じゃない』とか大臣が火消ししてて、じゃあなにが倍増するんだよってツッコんじゃうよね。なんか、期待感がすーっと萎えた。選挙の公約や演説で、自分に投票してほしくてついカッコつけちゃっただけ? これは公約違反にはならないの?」(Bさん)

自民党のキャッチフレーズは「新しい時代を皆さんとともに」と言いながら、次世代の政策にはなかなか動かない。photo/Getty Images