大竹しのぶさんからもらったアドバイス

写真:岡本英理

――大竹さんにどんなアドバイスをもらったのでしょう?

杉野:実は、大竹さんに「芝居と映像は違うからね」って言われて、「そうですよね」ってそのとき返したんですけど、あとから大竹さんの言う「違う」って何なんだろうって思って(笑)。次の日、「すみません、知ったかぶりしました。どういうことですか?」って聞いたら、「それでいいんじゃない?」って言ってくださったんです。ああ、これから知っていけばいいんだなって、肩の力が抜けたように思います。

昨年のステイホーム期間中も、役者としての自分はどうありたいのか考えるいいタイミングになりました。ほしいのはお金なのか、知名度なのか……とか、とことん自分と向き合っていたように思います。いろんなものを削ぎ落としていった結果、先輩や現場のスタッフさんなど、「その道のプロ」から刺激を受けてものづくりに携わっていくことが、今の自分が求めているものなんだとハッキリしました

写真:岡本英理

――コロナ禍だからこそ見えてきたものがあった、ということですね。

杉野:そうですね。去年、自粛期間が開けていろんなことが再開したときは、なんだかいろんな人がすごく優しくなったように感じて。でも最近は、また世の中が再びイライラした空気になっているような気もします。これから先、どんな世の中になるかはわからないですが、少なくとも自分は、ネガティブな空気には極力流されずに、どこまでも思考はシンプルに、自分らしくいたいと思っています。

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写真:岡本英理
杉野遥亮(すぎの ようすけ)
モデル・俳優。1995年9月18日生まれ、千葉県出身。2015年、『第12回FINEBOYS専属モデルオーディション』グランプリを獲得。映画『キセキ -あの日のソビト- 』で映画初出演。近作に映画『東京リベンジャーズ』、ドラマ「教場2」「直ちゃんは小学三年生」「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜」など。