2021.11.01
# 不動産

「築20年超中古マンション」を思いきって「1500万円」で買った50歳手前サラリーマンの「11年後」

岡本 郁雄 プロフィール

Sさんは、中古マンション投資をスタートしてからも堅実だった。賃料収入は、繰上げ返済用にきちんと蓄え、家計の余裕資金も活用して3年間で借入額すべてを完済。借入金利が3%だけにこの効果は大きい。

4年目以降は、100万円がそのまま賃料収入として残ることになった。11年間保有で金利を差し引いても1,000万円超の賃料収入が入ることになる。

不動産投資には、それ以外にも費用がかかる。給湯器や設備の故障はオーナーが修理する必要がある。Sさんの購入した中古マンションでは、オーブンが故障したのみで費用は20万円程度。結果的に退去も無かったため、クロスの張り替えも不要だった。

購入から11年、Sさんは定年を迎え中古マンションを売却することにした。

地元の業者に売却を依頼したところ、購入価格を500万円超上回る金額で成約した。中古マンション価格が、コロナ禍で大きく上昇していたことも幸いした。賃料収入とあわせると、11年前の1戸のマンション購入が1000万円を大きく超える収益を得たことになる。

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何といっても定年のタイミングでまとまったお金が入ることは大きい。金銭的な不安が無くなったSさんは、次のステージの準備を進めている。

では、成功のポイントは何だったのか。

後編【50歳手前サラリーマンが「中古マンション投資」で“勝ち組”になれた「ほんの少しの違い」】で、明らかにしていきたいと思う。

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