サイト婚活では、ある程度「条件」を絞らないと「誰と会うか」を絞ることは難しい。特に多種多様、さらに人数も多いアメリカで婚活をはじめたナナさんにとって、なにかしら条件を入れなければ、わけがわからなくなってしまうのだ。

婚活を始めるやいなや会社のお金を横領して逮捕歴があったり、国際ロマンス詐欺だったり、超潔癖症で結婚するどころではなかったり、イケメンでインテリだけどベッドでは自分勝手な残念だったりと様々な出会いをしてきたナナさん。

様々な人と会ううち、感染症や避妊の対策をきちんとすれば、リレーションシップとデーティングという「セックス込みのライトな付き合い」の意味を改めて知ったナナさん。それについては前編「「夫は自分の人生を台無しに…」49歳未婚母も納得「イケメンが離婚された理由」」でお伝えした。そして次にマッチングしたバングラデシュ出身、ケンブリッジ大学博士号という人のよさそうな男性と会うことに。会った当初からとても情熱的な彼とは一体……。

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超情熱的な「ケンブリッジ大学院卒」

超イケメンで食の好みも合うけれど、ベッドに入ると超自分勝手だったメキシカン男性。理由はそれだけではないけれど、妻に離婚を切り出されたのももっともだと思ったし、もはや「結婚したい」とは思えずに関係を終わらせました。それから2ヵ月。次に出会った「ケンブリッジ大学博士号」だというバングラデシュ出身の男性は、めちゃめちゃ情熱的な人でした。

「君は運命の出会いを信じるか? 僕の友達は出会って3ヵ月後には結婚していたんだよ」

と話し出します。彼自身も一度結婚していて、それはロシア人の女性だったと言います。
ロシアに旅行しているときに出会って、何度かロシアに通い、数年間遠距離恋愛をした後に結婚して、彼女をアメリカに連れてきて一緒に住んでいたらしいのですが、5年ほどして、彼女がロシアに帰りたいと言い出し、離婚してしまったとのことでした。国際結婚あるあると言えばそれまでですが、まだお互い若く、特に彼女は仕事もしていなかったし、友人関係もなく、寂しさばかりが募ったのだろうということでした。

しかしまあ、ロシアに旅行中に言うなればナンパして、数年通い詰めてアメリカまで連れてくるわけですから、なかなか情熱的! なんか、すごいわ! となっていきました。決してハンサムとかセクシーとかではありません。太ってはいないけどちょっとお腹も出ています、顔も至って普通、ニコニコしていていい人そうだけど、という感じでした。はじめて会った時も、公園を歩いていると、全員に話しかける勢いのきさくさです。まあ、ニューヨークでは目が合うと知らない人にでも普通に話しかけたりするので、彼が特段変な人という感じではありません、明るくて楽しい人だな、と思いました。

そして、それからは、熱烈なメールがきます。
「君は素敵だ」
「一緒にいてとても楽しかった」
「またすぐ会いたい」
「ずっと一緒にいたい」

……。まあ相手が相手なら軽いなぁと思うところなのですが、彼はケンブリッジ大学博士号取得です! 大学教授です! ニコニコしてて、ただの良い人そうですが……本当に私を好きになっちゃったのだろうか……この先何があるんだろう……。とにかく相手はケンブリッジ大学博士課程終了です(しつこい)。顔がこのみじゃないとか、そんなことがどーだってええわ! です。興味ありまくりです!

「THE KING Colleage」と呼ばれるケンブリッジ大学。この大学名は彼への信頼の裏付けになっていた…Photo by Getty Images