自分が判断できなくなったときのことを考えて終活を

夫婦ともに尊厳信託を済ませていたことで、お互いが判断できないという危機的状況を抜け出したSさん夫婦。お互いがどうなってもいいように、夫婦で話し合っておくことで、穏やかなエンディング期を迎えることができることが分かった。「まだ元気だから大丈夫」と過信することなく、早めに自分のエンディング期について考えることは、自分自身だけでなく、大切な人を守ることにもつながるのだ。

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<著者紹介>
黒澤史津乃(プロローグ、第1部、第2部1)

株式会社 OAG ライフサポート シニアマネジャー。1995 年青山学院大学国際政治経済学部卒業。大手資産運用会社における証券アナリスト、エコノミストを経て、2007 年行政書士登録。2021 年 6 月までの 15 年間、身元保証等高齢者サポートの大手事業者にて、高齢者や障害者にまつわる法律問題に従事。近年は、全国各地で「家族に頼らない自己決定の老後・死後」について、積極的に講演活動を行っている。消費生活アドバイザー及び消費生活相談員(国家資格)登録。OAGライフサポートでは、超高齢社会を生き抜くための総合支援を行う新事業をスタート。
「家族に頼らないおひとりさまの終活」終活のプロたちの共著によって作られた書籍。第1部では家族に頼らない「エンディング期」への心構えを、第2部では家族に頼らないと決めた人のためのお金・相続・税金の知識を分かりやすく解決。この一冊を読むだけで、自分のエンディングとしっかり向き合うことができる。

構成/本間綾