「NISA」で狙い目はこれだ…!「株価出遅れで、まだまだ割安感のある」7つの日本株

宇野沢 茂樹 プロフィール

コマツ(6301)

中国関連株としてのイメージが強い同社だが、売上構成比で中国市場が占める割合は6%程度でしかない。中国向けは前21.3期の需要増加の反動が当面の重しとなりそうだが、ほかに目を向けるべき好材料も多い。

ひとつは米国におけるライフラインの更新投資や住宅建設の増加が続いていることだ。また、総額1兆ドル規模のインフラ投資が実現する期待も大きい。

もうひとつは鉄鉱石や銅鉱石の市況回復を追い風に鉱山向けの需要も改善しつつあることだ。特に後者の鉱山開発向けは収益性が高く、保守点検サービスなどの付帯サービスを伴う。

業績は前21.3期で底打ちし、本格的な回復局面に突入している。公共投資と市況関連の恩恵を受ける関連株として見直したい。

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兼松(8020)

総合商社株については、資源高の恩恵を受けやすい企業ほど年初来の株価位置が高い傾向にある。

同社が強みを持つのはICTソリューション事業やモバイル事業であり、これらはディフェンシブかつ国内中心の事業だ。総合商社の中では地味めな性格の同社だが、NISA投資においては心強い“いぶし銀的存在”の投資対象だ。

6ヵ年中期ビジョンでは「資本の効率性を重視した経営を推進」を標榜としており、総還元性向「30%〜35%」を目標に掲げている。業績の安定性は総合商社のなかでも高く、良好な財務体質を併せ持つなど、さらなる株主還元も期待される。

年初来の株価位置は21%と出遅れているが、10年間でみれば下値を着実に切り上げてきた。株価も堅実な上昇トレンドを描いている。

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