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衆院選に臨む自民党執行部の危機感――怪文書まがいの“紙礫”が出回っている

25日から終盤戦へ

第49回衆院選は週明けの10月25日から31日の投開票に向けて終盤戦に突入する――。
20日までにメディア各社の序盤情勢調査が出そろったが、産経新聞(10月21日付朝刊)は1面トップに共同通信が実施した電話調査を基に「自民、単独過半数の勢い―維新倍増か、立民上積み焦点」の見出しを掲げ、同記事リードで《自民党は公示前(276議席)からは減らすものの、単独での過半数(233議席)は維持する情勢だ。》と書いている。

他方、「与党、過半数を視野―小選挙区 4割、野党と接戦」の見出しの日本経済新聞(同)は本記で《9年近く単独で維持してきた衆院の過半数を上回れるかがひとつの指標になる。》と報じ、単独過半数クリアに慎重な見立てである。

筆者の手元に自民党独自の情勢調査第2弾「衆議院議員選挙調査結果一覧」(10月15~17日実施・A4版49枚)、共同通信・毎日新聞合同調査「第49回衆院選総括表」(同19~20日実施・A4版38枚)以下、読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞など各社世論調査の一部があるが、それらを読む限り「自民単独過半数の公算大」とはとても言えない。

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読売新聞(同)の見出し「自民減 単独過半数の攻防―立民、議席上積み―維新、躍進の公算大」が現状を最も反映している(サンプル数が各社の中で一番多い)。

 

その読売新聞の非公開序盤情勢調査によると、獲得議席予想は自民党230議席(小選挙区158・比例72、以下同じ)、公明党32議席(8・24)、立憲民主党144議席(92・52)、日本共産党14議席(1・13)、日本維新の会29議席(14・15)、国民民主党5議席(5・0)、れいわ新選組0議席(0・0)、社会民主党1議席(1・0)、NHKと裁判してる党0議席(0・0)―というものである。

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