主人公が若者じゃなくても

戦隊ヒーロー・ヒロインって、主人公は若者のことがほとんどです。そりゃ若者の方が絵面も良いし、エネルギーもあるし、当然だと思います。

しかし私は自分が30代になり子どもを産んで、「今の方が若い時よりもずっと精神的には強くなった」と感じています。確かに若い時の様な体力やエネルギーはないけれど、年齢と経験を重ねたからこそ得たものも沢山あります。『人はいつからだって輝ける』そんな想いをこのオバサンジャーに込めました。

漫画『困った姑・夫を浄化する!? 美淑女戦隊オバサンジャー』(KADOKAWA)第2話より
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自分語りになってしまいますが、実は私が漫画家になりたい!と思ったのは30歳を過ぎてからです。それまでは別の仕事をしていました。

歳を重ねて、自分が本当に好きな事、やってみたいことが分かってきた気がします。今までは自分で選択したとはいえ、やっぱりどこか世間や他人を気にしていたり、自分の心に反することをやっていた気がします。でも歳を重ねたことで良い意味で色々と吹っ切れ、図太くなり、本当の意味で「自分が良いと思うことをしたい」と思えるようになりました。

それは単に職業や趣味の話ではなくて、例えば「悪口は言いたくない」とか「睡眠時間を確保したい」とか「整頓できた部屋に住みたい」「なるべく笑顔で過ごしたい」とか、そんな、一つ一つは些細なことです。その中に一つに、「心の折り合いがつく生き方をしたい」というものがあります。

オバサンジャーに中にも出てくるような、なかなか価値観が合わない人とは、自分の心の折り合いがつく方法で付き合っていけばいいと思っています。

あなたの不満やモヤッとを浄化させられるのは、あなたの心の中にいるオバサンジャーです!なんてね。