「リビング学習」のスタンスに要注意!

「うちもリビング学習していました。でもね、これも勘違いしていらっしゃる親御さんが多いんです。よく“リビング学習がいい”って言うからやってるけど『子どもがちゃんと勉強してるかをチェックできるから』という理由でリビング学習をしている方が多いです。もちろん、そういう側面も必要だとは思いますが、主の考え方がそれだと声掛けに違いが出てきます。これでリビングで勉強していないと結局『勉強しなさい!宿題はやったの?!』と命令になってしまう。リビング学習の真意はそこではありません。

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リビング学習とは、子どもとその空間・時間・勉強内容を共有して、子どもと一緒に過ごすこと。これでコミュニケーションが生まれますよね。家庭でリビングは家族のコミュニケーションの場。そこで勉強をすれば、親は子どもの努力を目にすることができ、またほめてあげることができます

勉強をしているか?のチェックだと監視行動になってしまい、子どもはその空気を絶対に感じ取ります。そうではなく、子どもに寄り添い共感し理解する。親はそのスタンスでいることが大切です」

そんな藤田さんは、実際にどのような中学受験対策をされていたのか。

「うちの息子たちが受験勉強のために塾に行ったのは小4からでした。低学年のうちは、親子で一緒の時間を過ごして、様々な体験をさせてあげることに注力していました。植物を育てたり、一緒にお料理したり、バーベキューしたり、公園で元気いっぱい遊んだり……。

これによって、うちの息子たちは親子・兄弟の絆が深まり『頑張れば絶対にできる!!』と、努力を惜しまず、自分を信じられる子になりました。親子の絆を育むことで、子ども達の自己肯定感は高まります。それが、受験やそのほかの色々な成功体験につながる絶対的な要素だと私は信じています」