「母親が変わればうまくいくんです!」と、終始ハッピーオーラ全開の笑顔で、明るく強く受験子育て術を教えてくれたのは、シングルマザーで2人の息子さんを京都府立医科大学医学部医学科・現役合格へ導いた、藤田敦子さん。

藤田さんは、“ぺたほめ”という子育て術を確立し、医学部専門塾や子育てに悩む親向けのセミナーやパーソナルサポート等で “受験子育て”のアドバイスを行なっている。また、ご自身のブログやインスタグラム、YouTubeでも情報を発信。内容がとてもユニークで話題を呼び、10月22日には、そのすべてが盛り込まれた書籍『母親が変わればうまくいく 第一志望校に合格させた母親がやっている子育て39』が発売されたばかりだ。

小学校受験、中学受験、高校受験そして大学受験…。どれをとっても親世代が経験してきた過去の受験とは、くらべものにならないほど激化している近年の受験。

今回は、人気受験マンガ『二月の勝者』がこの10月にドラマ化され大きな話題となっているなかで、息子さんお二人を京都の最難関中学、洛星中学に合格へ導いた藤田さんに、中学受験成功のために大切なことをお伺いした。

藤田さん考案の「ぺたほめ」子育て術とは

「“ぺた”っと目に見えるところに、子どもの作った作品や答案を貼って、それを何度も“ほめ”まくるんです。『頑張りの見える化』によって、自分の頑張ったことが自然と目にとまりますよね。最初に母親がほめ、そのあとこれを見た父や祖父母・兄弟・来客者…みんなが話題にしてほめる。もちろん、母親が見るたびに毎日何度もほめることだってアリです。

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これによって、子どもは1回の頑張りに対して何回もほめられる。それが狙い!『たくさんほめてもらえた! また頑張ろう!』という気持ちになり、やる気・自信がついていくんですね。これが積み重なって、自己肯定感の高い子が育ちます。自分に自信を持っている子は将来、受験や人生の苦境・困難にも打ち勝てる。強い心が育つんです。子どもたちが「ぺたほめして~!」って言いやすいように、この方法を「ぺたほめ」と名付けました」

「ぺたほめ」ネーミングの由来を、こう話してくれた藤田さん。単にほめて育てるだけでなく、それが可視化されることで、子ども自身も理解しやすく、また母親以外の周囲の大人も、子どもの頑張りに気づくことができるので一石二鳥、というわけだ。とにかく、自己肯定感の高い子に育てることが受験成功のカギという。藤田さんご自身は、同志社大学心理学専攻を卒業。自己肯定感の大切さなど、心理に関する基礎知識は大学で学んだことが基盤となっているそうだ。