総理交代でお払い箱…NHK「菅グループ」政治記者たちの「残念すぎるゆくえ」

官邸の意のままに人事介入

「総裁選の情勢調査では、自民党議員に取材する際に『総選挙が近く、国民の支持が高い総裁が望ましいとの声が党内では強いようだが』と、誘導するような質問をしろとデスクが若手記者に指示していました。

菅氏が禅譲を狙った河野(太郎)氏が、少しでも有利になるよう画策していたのです」(NHK報道局幹部)

NHKに長年大きな影響力をふるってきた菅義偉前総理。その力は局内人事にも及び、今年6月には元菅担当の松谷豊氏が異例の抜擢で政治部長に就任、さらに政治部筆頭デスクにも菅氏と親しい記者が就いた。

両者とも特筆すべき実績に欠けていたことから、局内では「菅官邸の横車人事だ」と批判が噴出していた。

Photo by gettyimagesPhoto by gettyimages
 

だが、菅氏は9年近く座った権力の座から転落した。松谷氏らNHK内の「菅グループ」は大いに焦り、冒頭のような挙に出たという。

「特定の候補者への誘導質問を若手にさせるなんて、ありえない。容認した松谷部長に対しても、この一件で現場の記者は完全に愛想を尽かしました」(前出の報道局幹部)

関連記事