食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。今回は、音楽界の“グルメ番長”ホフディランの小宮山雄飛さんが「次に絶対くる!」と推している「たらこスパ」をご紹介。ファッションと同じように、1周まわってやってくるかもしれないそうで、その理由を伺いました。

小宮山さんのおすすめグルメ一覧▶︎

渋谷から全国へ広まった
“和風スパゲティ”に注目

ミュージシャンの枠を超え、料理に造詣が深い雄飛さんが「次、絶対に来ると思っています」という料理は……。

たらこスパです。次に来るも何もすでに何十年も前からあるだろ、という話ではあるのですが、1周も2周も3周もして、また、たらこスパブームが来てくれないかと期待をしているのです」

雄飛さんが、たらこスパへ期待をかけるのにはワケがあります。

「地元・渋谷区の観光大使兼CEO(CHIEF EAT OFFICER)をさせてもらっているのですが、たらこスパゲティは、何を隠そう渋谷発祥のソウルフードなのです

なんと、あの超定番メニューの発祥が渋谷だと言う雄飛さん。熱い思いが止まりません。

渋谷の老舗スパゲティ店『壁の穴』で、キャビアの代わりに手軽な食材でスパゲティを作れないかと、1963年に考案されたのが、たらこスパゲティ。

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ここから納豆や醤油味など、いわゆる和風パスタの歴史が始まりました。つまり、たらこスパは単なる1メニューではなく、日本にスパゲティという文化を根付かせ、ジャパニーズスタイルの新しいパスタ文化を花開かせたパイオニア的な存在なのです!」

「今でこそ、どこのお店にもありますし、おうち用のソースもスーパーにたくさんありますよね。すべては渋谷・壁の穴から始まったのです!」