なお、楽天カード決済による積み立て金額の上限は月額5万円までなので、上限まで積み立てた時に還元される楽天ポイントは500P(≒500円)。たかだか月500円かと思うかもしれませんが、投資額の1%ものリターンがノーリスクで即上乗せされるのは、そうあることではありません。
また、楽天証券では、楽天ポイントを現金とみなして投資信託などの購入に充てることのできる「ポイント投資」というサービスがあります。ポイント投資で1回500円分以上の投資信託を購入すると、楽天ポイント還元率がさらに1%分上がるのです。

ふるさと納税で、もっとおトクに
ふるさと納税とは、自分が住んでいる自治体以外の自治体に寄付をすると、所得に応じた一定金額まで、その寄付金のほぼ全額(自己負担2000円)が所得税と住民税の納付額から控除される制度です。
本来は、応援をして終わりですが、自治体によっては寄付の御礼として特産品をくれることも。結果的に、ふるさと納税を活用すると一定金額までは自己負担2000円のみで特産品がもらえることになるのです。
こちらも稼ぎが大きく納税額が大きい人ほど、実質2000円の負担でふるさと納税ができる上限金額が大きくなります。利用しやすく安全確実な制度なので積極的に活用するとよいでしょう。
※本記事に記載された情報は、書籍が刊行された2021年10月1日時点のものです。