2021.10.20
# 中国

習政権に悪夢の襲来、ついに中国のスタグフレーションが始まった

恒大プラス電力危機でインフレも不況も

明らかな減速

10月18日、中国国家統計局が2021年7~9月期の国内総生産(GDP)の伸び率を発表した。それは前年同期比4.9%増であって、4~6月期の7.9%増から大きく減速した。前期比でも0.2%増の微増であって、4~6月期の1.2%増から落ちた。

by Gettyimages

同時に発表された1~9月期の経済指標を見ると、工業生産は前年同期比11.8%増で、1~6月期の15.9%から伸びが鈍化した。固定資産投資も7.3%増と、1~6月期の12.6%増から減速した。その中でも、不動産開発投資の伸び率は1~6月期の15.0%増から大幅に減少して8.8%増に落ちた。

 

個人消費の動向を示す社会消費品小売総額に関しては、それは16.4%増という高い数値ではあるが、1~6月期の23.0%増と比べればやはり落ちが激しい。個人消費の冷え込みはかなり深刻だ。

以上は、今年第3四半期における中国経済のパフォーマンスを示す一連の最新数字であるが、全体としては経済の落ち込みぶりは顕著であって、鈍化と減速は明確な傾向となっていることが分かる。

関連記事

おすすめの記事