2021.10.21
# 皇室

眞子さまの"複雑性PTSD"、「中学時代のトラウマ」とは何か? そこから見えること

秋篠宮家の長女眞子さま(29)と小室圭さん(30)の結婚が正式決定し、婚姻届提出と2人の記者会見が10月26日に迫っている。小室さんの母親の金銭トラブルや疑惑、それへの対応が世間の強い批判を受ける中での結婚。眞子さまはバッシングが原因で、複雑性心的外傷後ストレス障害(複雑性PTSD)という精神疾患を患っていたという。

病気を抱えながらの記者会見で何を語るのか、トラブルや疑惑に対する説明はあるのか、注目が集まるが、その一方で私が気になるのは「眞子さまが"中学生の頃から"誹謗中傷に精神的負担を感じていた」と発表された点だ。

〔PHOTO〕Gettyimages
 

長期にわたる反復的トラウマ

結婚決定の正式発表は、10月1日、秋篠宮家のお世話をする宮内庁「皇嗣職」のトップである加地隆治皇嗣職大夫によって行われた。そこに見慣れぬ医師が同席したため、記者たちの間に緊張が走ったという。長期にわたる週刊誌やインターネット上での批判により、眞子さまが体調を崩すのではないかという心配は、以前からあった。

同席したのは、NTT東日本関東病院の精神科医秋山剛氏で、「眞子内親王殿下は、ご結婚に関する、ご自身とご家族およびお相手とお相手のご家族に対する誹謗中傷と感じられる出来事を、長期にわたり反復的に体験された」結果、複雑性PTSDと診断される状態に至った、と説明した。

複雑性PTSDは、日常的に繰り返されるトラウマにより起きる症状で、虐待のような悲惨な体験を長期間続けた人に適用されることが多い。心的外傷後ストレス障害(PTSD)が、戦争や災害、事件などで直接生命の危険にさらされた人などに当てはまるのに対し、複雑性PTSDは、一つ一つはそこまで深刻な体験ではないものの長期間にわたって反復的に受けるトラウマで引き起こされるという。

眞子さまの状態がこの診断名に当てはまるのかどうか、疑問視する声も少なくないが、診断の真偽のほどについては、ここでは触れない。ただ、眞子さまが複雑性PTSDと診断された時期について、加地大夫は「説明を控えたい」としか言わなかった。

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