大切なのは「結婚後」の生活

結婚はゴールではなくスタート、というのは昔から言われていることですが、結婚式で貯蓄の大半を使ってしまうと、新生活の準備の段階でお金が足りない!ということになってしまいかねません。

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前々から同棲をしていて結婚後も特に変わらない、それまでどちらかが住んでいた家に一緒に住む、といった場合はそれほど出費が発生しないかもしれませんが、お互いに実家から出て新居を構えたりする場合には、礼金、敷金、前家賃、仲介手数料、火災保険料、引越し代など、目安として家賃の6ヵ月ぐらいのまとまった金額が必要になります。

新婚生活実態調査2020(リクルートブライダル総研調べ)によれば、結婚を機にインテリア・家具、家電製品を購入した新婚カップルの割合は66.8%で、購入金額の平均は59.0万円だそう。結婚式に比べると出費自体は少ないですが、まとまった出費であることに変わりはありません。家具や家電については最初に一気に揃えようとするのではなく、本当に必要なものから少しずつ買い揃えていく、というのも必要以上の出費を防ぐには有効かもしれません。

ちなみに、2人暮らしの平均的な間取りは2LDKといわれていますが、住居費は多くの人にとってもっとも金額の大きい「固定費」です。結婚式や新生活準備で目減りした貯蓄を回復させるためには、固定費はできるだけ少ないに越したことはありません。あまり背伸びせず、固定費を抑えたうえで新生活をスタートする、ということは、今後の貯蓄を左右する大きなポイントといえるでしょう。