文在寅も大苦悩…韓国経済がいよいよ「ウォン安とドル不足」に苦しみ始めた…!

苦しいジレンマ

インフレ懸念の影響

足許、天然ガスや石炭、原油などエネルギー価格の上昇で世界的にインフレ懸念が高まっている。

韓国やわが国にもその影響が押し寄せつつある。

外国為替市場では米金利の上昇観測を背景にウォンが売りこまれる場面がみられる。

アジア通貨市場の中でも、円と並んで米ドルに対するウォンの為替レートの下落幅は大きい。

〔PHOTO〕Gettyimages
 

その状況下、韓国の中央銀行である韓国銀行は、11月の追加利上げの可能性に加えて、為替介入を行う考えを示した。

それは、ウォン安に対する韓国銀行の危機感の高まりを意味する。

ウォン安が輸入物価を上昇させインフレが一段と進行し、韓国の経済にマイナスの影響が及ぶとの懸念がある。

年初来、韓国の輸入物価の上昇ペースは、過去と比較してもやや急だ。

それに加えて、韓国経済が慢性的なドル不足を抱えてきたことも、韓国銀行がウォン安への危機感を強める要因の一つだろう。

本来であれば、家計の債務残高が増加する中で韓国銀行は慎重に金融政策を運営したいはずだ。

しかし、韓国銀行にとって、そのゆとりはなくなりつつあるように見える。

米中経済の減速懸念が高まる中、韓国は物価が上昇すると同時に、景気が減速するというかなり異例な経済環境を迎える可能性が高まっている。

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