【スナック千代子へいらっしゃい #32 アイツが隣にいる気がする】

子育ての切なさを2児のママで「スナック千代子」のママ、ピスタ千代子がつぶやく4コマ漫画連載「スナック千代子へいらっしゃい」(毎月第1・3日曜日に配信)。今回は、緊急事態宣言明けに千代子さんが体験した“怖い話”について。

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一人のときも「アイツ」がいる…

あまりに長く一緒にいたから、一人きりで過ごしている時もアイツが隣にいる気がして……って、字面にすればロマンティックな気もしないでもないけれど、現実でこれはホラーです。

一人で皿を洗いながら、「洗うやつあったらこっちに持ってきて!」とダイニングテーブルを振り返ると誰もいない。大量の洗濯物を畳みながら、「もう〜、一日に何枚パンツ履くの〜? そうだ、そろそろトイレ行こっか?」などと無人のソファに話しかけている。

ここのところ家族一緒に過ごす時間が多かったからかもしれません。コロナ禍で幼稚園は分散登園、ゆめこ(娘の愛称・4才)は幼稚園に行ったと思ったら2時間半くらいで帰ってきていたし、まめ(息子の愛称・6才)は外に遊びに行けずに自宅にいがちだったし。今年は人生で一番家族全員揃って過ごした時間が多かった気がします。

緊急事態宣言下ではその大変さにやられて、やれ仕事をする時間がないだの、やれ部屋が汚れるだのと文句を言っていたくせに、いざ緊急事態宣言が明けると、突然生まれたひとり時間にまったく順応できない私です

幼稚園にゆめこを迎えにいく道すがら、後部座席にいるはずのないまめに結構な時間話しかけていた時は背筋が凍りました。気づいた瞬間、ハンズフリーイヤホンで電話を切るふりをしました。ハンズフリーイヤホンなんて使ったことがないので、側から見たらただの変な人だったかもしれません。