2021.10.21
# 中国

習近平のせいで「大停電」…いよいよ中国ネット民に「痛烈批判」された習近平は万事休すへ!

福島 香織 プロフィール

断水、電力シャットダウン、一酸化炭素…

鋳造工場の換気システムが止まったことで工場内に一酸化炭素が充満し23人の従業員が中毒で病院に運び込まれるなど大混乱が起きた。水道もとまった。吉林市の地元水道局は、今後も予告なく断水がおきると発表したものだから、一部市民は不安に陥った。

この直接の理由は、天候の影響で風力発電が止まったこと。急激に大規模電源が欠落すると、送電網を守るために自動的に電力シャットダウンが起きる。東北三省地域の風力発電が占める割合は2020年末の段階で18%とされていたが、多くのメディアは習近平政権の双方カーボン政策の影響をうけて火力発電所の発電総量が抑えられ、風力発電への負荷がその分大きかったのではないか、と疑っていた。

習近平は環境重視を打ち立ててきたが…  photo/gettyimages
 

習近平政権は誕生当初から環境重視の政策を打ち出していた。

当時の中国はPM2.5による大気汚染が深刻化し、それを世界から非難されていた。そうした環境汚染国イメージを払拭するために2014年の北京APECでの完璧な青空を演出するのだが、そのために、周辺の鉄鋼工場の稼働を停止させたり、不動産建設現場を封鎖したりするなどの強引な手法をとった。

以降、習近平政権は、猛烈な環境政策を推進していく。

2020年9月、習近平は国連総会の一般弁論の演説で、2030年に温暖化ガス排出量をピークアウトし、2060年にはカーボンニュートラルを実現するという「双カーボン政策」を打ち出し、その目標は第14次五か年計画(中国の5年ごと経済計画目標)に書き入れられた。

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