2021.10.20
# 不倫

「離婚してくれないんですか?」3歳下のイケメン夫をたぶらかす不倫相手からの「宣戦布告」

亀山 早苗 プロフィール

不倫相手から突然の電話が……

拓人さんには、いつか独立するという夢があった。親方もそれはわかっていて、「あと5年がんばってくれれば独立もできる」と結婚したときに声をかけてくれていた。「ただ、拓人は気が弱いからなあ」と親方は笑っていた。苦労しているのにどこかおっとりしていて、気のいいタイプなのだ。

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「私は弟と妹がいる長女なので、いつでもどこでも仕切るタイプ。拓人はそんな私に甘えたかったのかなと思っていました」

夫婦仲はいいと自認していた。子どもができると夫は子ども以上に理彩さんに甘えるようになっていった。それでも、「どんな彼も受け入れる」と彼女は決めていた。年上で、容姿にもコンプレックスのある自分と結婚してくれたから、だそうだ。

だが3年前、夫婦関係は一変した。ある日突然、「拓人さんと離婚してくれないんですか」という電話が、理彩さんの携帯にかかってきたからだ。

「夫が浮気するかもしれないと、ずっと不安でした。イケメンだしやさしいし、モテても不思議はない。だけど『オレが愛するのは理彩だけ』と常に言ってくれるから信じていました。

私は女っぽくもないし華奢な感じでもない。ずっとバスケットボールをやっていたので筋肉質なんですよね。でも拓人は、『オレもバスケ大好き』と言う。私のコンプレックスを否定するわけでも寄り添うわけでもなく、話をするりと転換する。だから私は、彼は私のコンプレックスを気にとめていないんだといいように解釈していました」

 

愛するのは理彩だけ。その言葉を信じるしかなかったのだ。それなのに……。

「彼女に『会って話しましょう』と言いました。夫が悪いわけはない、女のほうから言い寄ったんだと思っていたから、ガツンと言ってやれば引き下がるだろうと思っていたんです」

しかし、そんな理彩さんの目論見は外れ、「ひどい女」との長い付き合いが始まることになる。詳しくは<【後編】「私と奥さん、どっちと一緒にいたいの?」美しき不倫相手に迫られた夫の「意外な決断」>で。

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