中学からの夢を短大であきらめる

――亮さんにアドバイスされるほど、以前からスイーツを人に勧めてこられたのですね。

私は、スイーツを介して仲良くなった人が多いかもしれないですね。高校生の頃、学校でスイーツを食べていたら、みんなが「なにそれ」って興味をもってくれて。「これ、すごくおいしいよ!」「よかったら食べて!」みたいな感じでやってきたら、いろんな人と仲良くなれたんです。

――高校のお休み時間にスイーツを食べていたんですか?

私、本当に生意気なんですけど、高校生なのにデパ地下のスイーツを学校に持っていって食べていたりしたので。千葉県に住んでいたのですが、英語に力を入れている都内の高校に通っていたので、渋谷や新宿に簡単に行けたんですよね。

-AD-

――英語との出会いを教えてください。

小学校のときは得意なものがなくて、本当に平均的な成績だったんです。でも、中1の最初の中間テストで英語で100点をとって、すごくうれしかった。そこから、3年間、英語だけは90点以下をとったことはありませんでした。

「私、英語だったらできるんじゃないか」と自信がつき、キャビンアテンダントや空港のグランドスタッフを目指して、都内の高校から短大の英語科に進学しました。

でも、そこで、筆記はできるけど、会話ができないことに気づいて、挫折することになりました…。

――中学からの夢が途絶えてしまった…?

はい。ずっと英語が得意だと思っていたのに、短大の英語科には帰国子女の人もいて、私よりずっとできる人がたくさんいたんです。そこで、一気に冷めてしまって。ちょうど9・11の後の就活生で航空業界の求人が少なかったり、航空業界を舞台にしたドラマ『GOOD LUCK!!』の人気で応募が多かったりと、諦める理由を探してしまいました。

ただ、同じように航空の仕事を目指していた高校の同級生が、何年もかかってキャビンアテンダントになったときは、「夢ってやっぱり叶うんだな」って思いました。彼女、高校時代の英語の成績は私より悪かったので心配していたんですけれど、「絶対になる!」という強い気持ちを貫いて、今も現役で働いています。私は、そのとき、もう一歩踏み出すことができませんでした。