2021.10.17
# エンタメ

韓国発の大人気番組『イカゲーム』と『ガルプラ』…両者には、若者を虜にする共通の「しくみ」があった…!

飯田 一史 プロフィール

ただ、「しかけ」があるからといって、そこで視聴者に芽生えた感情がウソだとか作られたものだと言いたいわけではないし、サバ番参加者の本気度を疑うわけでもない(韓国プデュでは不正があったものの、ほとんどは「大人の事情」であって参加者自身が積極的に関与したわけではなかったはずだ)。

私だって『イカゲーム』のカン・セビョクとジヨンがどちらかの死が約束されたなかで交わした会話に泣いたし、毎週『ガルプラ』を観ながらイェソとチェヒョンの生存を願っている。

すでに起こった感情やかつて抱いた情熱を否定されたり侮辱されたら、誰でも反発を覚える。言い方には気を付けなければならないが、デスゲームやサバ番には共通した「しかけ」があり、それが観る人の注意や関心を惹きつけ、感情のトリガーを引きやすくしているということは、制作者側に振り回されるのではなく節度をもって受容するために、もっと周知されていいと思っている。

 

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