推し活で実際にスパチャしている女子高生の声

実際に某男性VTuberの推し活をしているという高2のAさん(女子)に話を聞いてみた。

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「もともとアニメが好きだったから、自分のど真ん中の(好みの)絵柄のSさんはYouTubeで見てすぐにファンになりました。声もキャラのイメージ通りだったし、雑談メインなんですけどおもしろい。スパチャ以外にはスーパーステッカーも買うし、チャンネルのメンバー(有料会員)にもなってます。

スパチャやスーパーステッカー(チャンネルオリジナルの画像をコメント欄に貼ることができる課金サービス)は、コメント欄でちょっと目立ちたいっていうのも正直あるけど、私くらいの課金(月に5千円程度)じゃ全然、目立たない(笑)。大人は3万とか投げる人もいるし。でもスパチャやステッカーすると、Sさんが『〇×、ありがとう!」って自分の名前を呼んでお礼言ってくれるんですよ。それが嬉しい。『もう名前覚えちゃったよ~』とか言われたりすると、爆上がり! 逆に、スパチャが集中して名前を呼び損ねられたりすると、モヤモヤしちゃう」(Aさん)

ふむ、現役スパチャ勢は、私とは違うポイントで、投げ銭でモヤモヤするらしい。
Aさんのお小遣いは月に1万円。その約半分をスパチャなどの課金につぎ込むのって、もったいなくない? 

「えー、リアルのアイドルとかの推しやってたらもっとかかるじゃないですかー。ライブのチケット代と会場に行く交通費とかグッズとか、音源とか……。CD複数買いしたりとか。地下アイドルの推しやってる友達なんて、さらにお金かかってるっていうし」

推しが自分の名前を呼んでくれるだけで、もっともっとという気持ちになってしまうという。photo/iStock

聞けば、地下アイドルには、さすがに現金を渡す投げ銭はしない(禁止らしい)ようだが、代わりにスタバカード(スタバで使えるプリペイドカード、つまり金券)が定番のプレゼントだという。チケット、グッズ代のほかにライブ後に何枚もツーショットのチェキ撮影をするのがお約束で(1枚千円程度)そのお金もかかる。

また、地下アイドル自身がAmazonの欲しいものリストで公開している品物(お米やエナジードリンクなど生活必需品が多いのだとか)を買って送ってあげることもあるらしい。ファンから渡すプレゼントと言えば、花束や手作りマスコットという時代はとっくの昔に終わったようだ。

リアルでもネットでも「推し」とか「応援」の行動が、昔に比べると、どストレートにお金に結びついているようだ。まあ食べられないし、すぐに枯れる花よりも、お金(プリペイドカード)や生活用品をもらうほうが推される側も助かるのだろうけれど……。