# 自動車

郊外住まいの子持ち夫婦が「初マイカー購入」…!「最良の選択」を考えてみた

クルマの「平均車齢」が伸び続ける中で
鷲尾 香一 プロフィール

乗用車の「保有台数」も伸び悩み

こうした状況が影響しているのだろう。自動車検査登録情報協会の統計によると、乗用車の保有台数(21年3月末時点)も伸び悩みが続いている。

新型コロナウイルス感染拡大の影響もあったのだろう。20年の保有台数は前年比3万8013台(0.1%)増加の6180万8586台と、この20年間で最も少ない増加台数だった。それどころか、15年以降は前年比1%未満の増加にとどまっている。(表2)

表2

都道府県別の乗用車保有台数では、愛知県が421万3496台でトップ、次いで、埼玉県の322万8010台、東京都の314万1251台と続く。

ところが、1世帯当たり、1人当たりの自家用乗用車保有状況を見ると、様相は大きく違ってくる。

 

1世帯当たりの保有状況では、1.7台で福井県がトップ。保有台数3位の東京都は1世帯当たりでは最下位の0.4台だ。

1人当たり保有状況でも、トップの群馬県の0.7台に対して、東京都は最下位の0.2台でしかない。(表3)

表3

東京都や愛知県、埼玉県の保有台数が多いのは、人口が多いことに起因している。特に、東京都は交通インフラが発達しているため、乗用車を保有している人の割合は全国一低いのが実態だ。

半面、交通インフラが発達していない、あるいは人口減少や過疎化が進む地方では、移動手段を自家用車に頼らざるを得ないのが実情。高齢者の運転免許証返納は大都市部が中心で、地方で進まない事情もここにある。

関連記事

おすすめの記事