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軍事緊張はエスカレート…習近平がアメリカに「弱腰」になれない深刻事情

米中対立の先行きは依然として不透明だ

6カ月半ぶりの対談

香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(10月5日付電子版)が報じた通り、米国のジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官と中国の楊潔篪共産党政治局員は6日にスイスのチューリッヒで6時間超えの会談を行った。

米中の外交・安保責任者が対面で会談したのは、バイデン米政権が発足した直後の今年3月18日に米アラスカ州アンカレッジで楊氏、王毅外相・国務委員がアントニー・ブリンケン国務長官、サリバン氏と会談して以来6カ月半ぶりだ。

ブリンケン長官はバイデン政権高官として初の日本、韓国を公式訪問(同15~18日)、ワシントンへの帰途アンカレッジに立ち寄り、サリバン氏はワシントンから駆けつけた。そして楊政治局員と王外相は米中外交トップ会談のために北京から専用機で乗り込んできたのだ。

ジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官 photo by gettyimages
 

だが、このアンカレッジ会談は記者やカメラマンを入れた冒頭の頭撮り(オン・ザ・レコード)段階で早くもブリンケン、楊潔篪両氏が感情も露わに批判の応酬となり、続いて発言したサリバン、王両氏も互いに「人権抑圧だ」「内政干渉だ」とヒートアップし、米中高官会談は米中対立の深刻さを改めて国際社会に示すことになった。では、今回はどうだったのか。

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