2021.10.08
# エンタメ

「キングオブコント2021」、誰もが気づいた「2020年大会」との"決定的な違い"

これが時代の空気なのか

圧倒的に熾烈な戦い

2021年の「キングオブコント」は熱戦だった。

優勝したのは空気階段。

1本目のコントのインパクトが圧倒的で、この1作で2021年のチャンピオンになったと言っていいだろう。

少し間をあけて(といっても2日だけど)見返してみても、やはり今年がとても熾烈な争いだったのがわかる。

「キングオブコント」公式サイトより引用
 

熾烈だったけれど、一位はだんぜん、空気階段だ。

これはわかりやすい。現場で見ているかぎり、みな、彼らを選ぶはずだ。

(いくつかのコンテストの審査員もやったことがあるが、どういうわけか、一位というのはだいたいいつも、会場にいるすべての人にわかるように出現してくる。ことが多い。笑いの神様はそのへんがいつも律儀だと感心する)

ただ、キングオブコントは一位だけではなく、最終3組を選ぶのがとても重要な作業である。2回コントを見せられる組と見せられない組ではインパクトが違う。その後の芸人人生が違ってくる。

上位3組残れば必ず売れるわけではないが、チョコプラやニューヨークのように、実際にこのファイナルに残ってそれから売れた芸人が必ずいる。ちゃんと選ばないといけない。

残り9組から2つを選ぶのは、これがとても至難だったのだ。

松本人志が、最初から3組までの採点をしたあと、「もう、みんな二回目で決めよう」と言っていたのは、そのむずかしさを指していた。また6組目が終わったあと「あんまり受けないで欲しい」と言ったのも、まわりの反応まで採点の参考にしたらもっとむずかしくなるからほんとは周囲は静かなほうがいいんだけど、という気持ちを、ちょっと冗談めかして言ったまでである。

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