犬と猫と暮らす日常をコミカルに描いた大人気コミックエッセイ『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』。本日(10/13)最新刊である7巻が発売されるのを記念して漫画家・松本ひで吉さんに取材しました。

作中では、天真爛漫で愛嬌たっぷりの「犬くん」とマイペースでヒール感漂う「猫さま」の対照的なキャラクターが面白可愛く描かれ、その様子が老若男女問わず多くの読者から支持されています。全4回に分けて掲載する取材の最終回は、ペットブームが加速しているなかで、犬くん・猫さまと暮らす松本さんが感じる「命の尊さ」についてです。

松本ひで吉さんの取材、第1回目はこちらから

ペットブームは悪いことではない

新型コロナウイルスの影響で暮らし方も働き方を大きく変化を続けている中、ペットブームが加速しているというニュースをよく目にするようになった。在宅時間が長くなり、外出できない閉塞感を和らげるためにペットに癒しを求める人が増えている。

くつろぐ猫さまと犬くん。癒し…。写真/著者提供
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「『軽はずみにペットを飼うな』という声もありますが、動物と暮らすきかっけのひとつとしては、いいのではと思っています。もちろん10年、20年生きるものだと考えた上で…、ですが。『臭いからやっぱりいらない』と飼育放棄されたり、捨てられる動物がいるとニュースで観たときは、『本当にそんな人がいるの?』と驚いたし、信じられませんでした。ネガティブなニュースが目にはつくけれど、それ以上にペットを飼ってみてすごくハッピーになれている人もたくさんいるはずだと思うんです」

『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』第19話より。松本ひで吉/©️講談社

当たり前のことながら動物も食事をしたら排泄をする。具合が悪くなることだってある。動物と暮らすには責任と覚悟が必要なことは、少し想像力を持ち合わせれば理解できること。