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甘利を狙え…! 岸田「経済安保」内閣に「中国が仕掛けるヤバすぎる工作」の中身

メディア、野党もターゲットになる
井上 久男 プロフィール

インフルエンス・オペレーションの恐怖

甘利氏が座長となって、同本部幹事長には山際大志郎氏(麻生派)、同本部事務局長には小林鷹之氏(二階派)が就任。このメンバーに加えて、17年4月から経済安保政策を練ってきたルール形成戦略議員連盟事務局長である中山展宏氏(麻生派)の4人が「チーム甘利」として自民党内の経済安保政策づくりをリードした。

20年12月に同本部からサプライチェーンの多元化・強靭化、国際機関を通じたルール形成への関与、経済インテリジェンス能力の強化など重点的に取り組むべき課題と対策を提言。各省庁が所管する業法の見直しを含め、22年の通常国会で経済安全保障推進法(仮称)を制定することも求めた。これらが自民党初の正式な経済安保政策である。

このほど、「チーム甘利」の小林氏が経済安保担当相、山際氏も経済財政担当相として入閣した。これが、岸田内閣が「経済安保政権」と呼ばれるゆえんである。

岸田政権のキーパーソン。自民党幹事長を担う甘利明氏 Photo/gettyimages
 

その経済安保政策の根幹には、日本がいかにして中国に毅然と向かい合い、渡り合うのかという問題意識がある。

このため、政策立案に当たっては、日本の各産業の強みと弱みを洗い出して現実を正しく直視たうえで対策を練る戦略的自律性と、国際社会にとって日本が必要不可欠な存在であることを強めていく戦略的不可欠性を重視した。

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