バイデン政権では中国発の経済混乱を防げないと思えるこれだけの不安

米国内も政権内もグリップは緩く
大原 浩 プロフィール

「ネオ毛沢東」と「居眠りジョー」

習近平氏は「ネオ毛沢東」の独裁者だが、「居眠りジョー」と揶揄されるジョー・バイデン氏はもっと厄介なのかもしれない。

バイデン一族の「汚職疑惑」や「選挙不正疑惑」については、2月25日公開「テキサス州が『大統領選挙不正との戦い』を牽引しているのはなぜ」、昨年10月25日公開「【米大統領選】ヒラリー疑惑もバイデン疑惑も『報道しない自由』って…」などで繰り返し述べてきた。

「救国の英雄」が必ずしも品行方正な紳士でないことは、ウィンストン・チャーチルや北軍を勝利に導き、後に米国大統領になったユリシーズ・グラント将軍などを例に挙げて過去説明してきた。

グラントの場合は、酒癖が悪くトラブルばかりを起こしきた彼の北軍司令官への起用に部下たちがこぞって反対したのに対して、「彼の酒代は私が払うからいいね?」の一言で押し切ったリンカーン大統領もすごい。しかし、その発言に対して異論が出なかったのはグラント氏の軍人としての卓越した能力を誰もが知っていたことが大きな理由だ。

それでは、「疑惑まみれのバイデン大統領の傑出した能力」とは何であろうか?残念ながら、いまのところ全く見つからない……

 

8月21日公開「サイゴン陥落のデジャブ『アフガン大返し』でバイデン3日天下?」の惨めな撤退は我々の記憶に新しいが、撤退そのものはトランプ政権からの引継ぎだ。つまり、トランプ政権であれば問題なくできたであろうことが、政権が変わったことによって出来なくなったのだ。

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