2021.10.19
# 中国

習近平が“自爆”へ…中国「不動産バブル」潰しで、中国国民たちの「怒りと反乱」が始まる!

砂川 洋介 プロフィール

3つの「レッドライン」

そのような巨大企業である恒大集団が、僅か数十億円ほどの債券の利息を払えないほどの苦境に立たされている。きっかけは、住宅価格上昇の元凶として不動産業界に規制の矛先が向かったことにある。

中国人民銀行は、2020年夏に、大手不動産会社に対して負債比率など守るべき財務指針として「3つのレッドライン」を設けた。

格差を広げる中国の不動産バブルに習近平の矛先は向かっている。Photo/gettyimages
 

「総資産に対する負債の比率が70%以下」「自己資本に対する負債比率が100%以下」「短期負債を上回る現金を保有していること」の3項目である。不動産会社は、守れなかった指針の数に応じて銀行からの借り入れ規模などが制限される。

加えて、同年12月31日、銀行の資産規模に応じて、総融資残高に占める住宅ローンなどの残高の上限比率を定めた。

つまり不動産バブルへの対応を行うため、不動産企業への融資に総量規制を設けたわけである。

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